肌と毛の基礎知識

毛の構造

毛は表皮から出ている上の部分、つまり通常私たちが毛と呼んでいる部分を毛幹と言い、表皮より下に埋もれている部分を毛根と言います。毛幹と毛根の違いは肌の外側にあるのか内側にあるのかだけの違いということになります。

そして、毛根部の一番下にある膨れた球のような部分を毛球と呼びます。この毛球の先端部分にある毛乳頭が毛細血管から栄養を吸収して毛母細胞は細胞分裂を繰り返して毛を成長させます。毛乳頭の毛母部分は毛の発生や発育を担当しているため、毛母細胞が存在する限り毛は抜けてもまた生えてきます。

永久脱毛をする上では、この毛母細胞をレーザーで取り除く方法を取っています。むだ毛が生える部位や太さや長さには個人差が大きいものですが、生えてくる毛の数はお母さんの胎内にいる時に決まってしまうため、生まれた後にその数が増えることはありません。

しかし、男性ホルモンが影響して毛が濃くなったり、太くなったりすることはあります。男性ホルモンは毛乳頭を刺激するため、毛母細胞の分裂を促進させてむだ毛の成長を促し、そのスピードを早めます。女性ホルモンの分泌が低下する更年期などに体毛が濃くなったりするのはこの男性ホルモンの影響が原因と考えられています。

それとは逆に、女性ホルモンはむだ毛である体毛の発生や成長を妨げる働きを持ちます。このため女性ホルモンに似た成分である大豆イソフラボンなどを含んだローションがむだ毛の抑制効果があると言われています。