肌と毛の基礎知識

ヘアサイクル

毛には「ヘアサイクル」と呼ばれる生え変わりの周期があります。このため、むだ毛を処理したとしても、それが毛の成長期の場合であったりすると、皮膚の下で育っていた新しい毛がすぐに生えてきてしまいます。

そのヘアサイクルは、生えている部位によって異なり、頭髪などは身体の中で一番サイクルが長く、10日で3?4mmほど成長し、3?4年で退行期に入って自然と抜け落ちていきます。頭髪は1日に約50本ほどが自然に抜けると言われています。

ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」という三つの周期があります。「成長期」は毛母細胞が活発に細胞分裂をおこなうため毛がどんどん成長します。「退行期」はそれまで活発だった毛母細胞の活動が止まってしまい、毛が成長することもなくなります。「休止期」に入ると、成長が止まった毛が毛乳頭から分離して、抜け落ちていきます。

そしてしばらく休止した後、また毛母細胞が活発に動きだし新しいヘアサイクルがスタートします。全身の毛はこのようなヘアサイクルを繰り返しています。しかし、全ての毛が同じ周期を繰り返しているわけではありません。身体の表面に現れている毛は全体の3分の1と言われています。

残りの3分の2は休止期の毛であるため、皮膚の下に埋もれています。皮膚から生えている毛をきれいに毛抜きなどで抜き取ったとしてもまたすぐに毛が現れるのは、休止期の毛が成長期となり現れてくるためです。たとえレーザー脱毛であったとしても1度の施術で完全に脱毛するのは難しいとされます。