レーザー脱毛の基礎知識

レーザー脱毛の歴史

レーザー脱毛の原点は、シミや痣、ほくろ除去のレーザー治療でした。眉毛近くの痣をレーザーで除去した時、レーザーが照射された部分の毛が生えてこなかったことに注目したアメリカハーバード大学のアンダーソン博士がレーザーによる脱毛の研究を始めました。

そしてその後、「選択的光熱治療」という論文を発表しました。当初は、レーザーを皮膚のメラニンに反応させずに毛根のメラニンのみに照射して組織を破壊するということは大変難しいとされていました。

そして、この研究を同じハーバード大学のグロスマン博士が受け継ぎ、1996年についにルビーレーザーの光線によって皮膚を傷つけること無く、毛根のみを破壊することに成功したのです。しかし、このルビーレーザーはメラニン色素の少ない白色人種向けであったため、日本人などの白人に比べてメラニン色素の多い黄色人種は、そのまま使用すると皮膚に大きなダメージを受けてしまうことになるため、適していないことがわかりました。

しかし、1997年にはアメリカの日系人物理学者であるフルモト博士が、メラニン色素が多い黄色人種でも使用することが可能なレーザーの開発に成功したのです。これが現在でも多くの人に使用されているアレキサンドライトレーザーです。

このようにレーザーによる脱毛治療が急速に広まったのはこの10年ほどで、歴史としてはまだまだ浅いと言えるでしょう。しかし、今後更に研究が進み、どんどん新しい身体に負担のかからない治療法が開発されることは間違いないと思われます。